家中の「捨て」を実行中のときに、オーブントースターを手放しました。
理由は、オーブントースターは、「そうじ」が大変に感じるからです。
ものをのせる部分の、金網を洗うくらいなら全然平気なのですが、内部のまわりが、黒くなるので、それを拭くのが大変。
頑張って拭いていても、焼けて焦げてきたりして、取れないのです。
丸洗いができて、金たわしでゴシゴシこすれたら良いのですが、電化製品なのでできない。
あの上下にある熱を出す部分も汚れてきて、隅々まで拭けなくて、きれいにならない。
できれば、新品同様にいてほしいのに、汚れたまま使い続けたくもなくて、「もう、オーブントースターのそうじは無理。」と思いきって手放してみました。
結果、1年以上は経っていますが、なくても平気です。
パンを焼くのは、魚焼きグリルで十分です。
食パンなどを焼くときの手間としては、オーブントースターと違い、上からの熱だけなので、ひっくり返す手間があること。
それだけです。
魚焼きグリルの方が、焼く時間が早くて、「そうじ」がラクなのです。
魚焼きグリルに、アルミホイルを敷いて、その上に食パンを乗せて焼くと、汚れません。ラク。
我が家が食パンを焼くのは、夫様の朝食に1枚だけなのです。
子供達の朝食は、ご飯なので、必要なし。
だから、大して必要ではなかったのです。
あとオーブントースターで焼いていたものは、お餅やグラタンですが、これも魚焼きグリルで、十分対応できます。
そして、やはり早い。
焼く時間が短縮できます。
大きめのパンやピザなど、魚焼きグリルに入らないものは、オーブンレンジのオーブン機能で焼けば大丈夫なので、問題ありません。
これはあって当然、と思い込んでいたものって、意外と必要なかったりするんです。
手放してみて、初めて気が付きました。
子供の時から、家にあったものって特に気づきにくいのですが、「捨て」を続けていると、どんどん不必要なものが見えてくるんです。
炊飯器がなくても大丈夫です。
ご飯は炊飯器で炊くものであって、土鍋なんかで炊くのは昔のこと。
土鍋で炊くなんて不便そうだしと、思いこんでいました。
でも、炊飯器が壊れたときに、何となく気になっていた土鍋で炊いてみることにしたんです。
そしたら土鍋で炊いた方が、とても美味しいし、簡単だし、早いし、丸洗いができて管理がラクなのです。
炊飯器を置く場所もいらないし、邪魔なコードもスッキリ。
炊飯器を置いていない今、キッチンに使っているコードは、「冷蔵庫」と「オーブンレンジ」のみで、コードがゴチャゴチャしなくて快適です。
土鍋で炊くご飯は、本当に美味しい。
土鍋でご飯を炊くのは、予想以上に簡単です。
我が家の炊き方ですが、まずお米を洗い、浸水させておきます。
この時、しっかり浸水させておくことで、ご飯が「ふっくら」します。
洗ってすぐにでも炊けますが、「芯からふっくら」しません。
これは炊飯器でも同じことですが、最低でも浸水時間は30分以上はした方が、美味しく炊けます。
私は、朝食用には、夜に洗って浸水させて、晩御飯用には、お昼すぎから浸水させています。
毎日、晩御飯の30分前くらいに、強火にかけ、ふたの穴から、蒸気が勢いよく出てきたら、弱火にします。
2〜3分したら、水っぽい蒸気?が、からっとした蒸気?にかわるので、火を止めます。
あとはそのまま放置して、10〜15分で出来上がりです。
そして、そのまま食卓テーブルへ、ドーンと置けます。
食べ終われば、たわしで丸洗いして、次のご飯用にお米を洗い浸水させておくだけ。
本当に簡単ですし、子供たちも炊飯器よりも断然、美味しいと言います。
そして、お焦げも調整できるので、お焦げ好きには嬉しい。
いつも我が家は、少しだけお焦げができる程度に炊いていますが、たまに目を離して、焦げすぎる時もあって、でもそれも土鍋で炊く良さかなと思っています。
ちなみに、焦げすぎても、土鍋をしばらく水につけて、タワシでこすれば問題なし。
土鍋本体も、炊飯器よりもとてもお安いのも魅力です。
必要だと思っていたものが、実は不必要だった。
「捨て」だすと、たくさんの気づきがあります。
人によって生活が違いますし、必要なものも違う。
今は「捨て」て身軽になったから言えますが、あれもこれもとため込んでいくと、本当に必要なものが分からなくなります。
人が持ってるという理由だけで、必要でもないのに欲しくなったりしますし。
それがいけないことではなくて、見極めることができなくなるだけ。
そしてそれは、散財の原因になりますので、気をつけたいところです。
今は欲しくなったりしませんが、以前の私は散財してました。
「捨て」る勇気を持つことができて、実行することができて、気づくことができて、本当に良かったと思っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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